現金派?キャッシュレス派への一歩|メリット・デメリット解説

現金派にとって未知の領域で不安要素を抱えるキャッシュレス決済

キャッシュレス決済が普及し、身近なものになりましたが、まだまだ現金払い派を貫いている方が周辺には大勢いることに関心を抱き、現金派の心理を聞き取りなど含めて調べてみました。

現金に慣れているから😒

長年現金を使って生活してきた人が多いため、現金払いに抵抗感がない。また、現金のやり取りは判りやすく、残高や利用履歴の把握や、管理もしやすいため、現金派にとっては安心感や信頼感がある。現金を持ち歩くことで、財布の管理や使いすぎの防止などのメリットもあり、そのため、消費者側には、キャッシュレス決済への心理的なハードルが存在する。

キャッシュレスに変えるのが面倒だから😒

キャッシュレス決済には、カードやスマートフォンなどのデバイスの準備や、アプリのインストールなど、手間がかかります。また、キャッシュレス決済は、店舗やお店によって対応しているかどうかが異なるため、使い勝手が悪いと感じる人もいるようです。
さらに、現金派の中には、以下の理由で現金払いを好む人もいます。
・現金払いの方がスマートだと感じる
・所持金以上使うことができない
・現金払いの方がポイントやクーポンが貯まりやすい
・現金払いの方が気持ちよく買い物ができる
・クレジットカードや電子マネーの利用に抵抗がある
・キャッシュレス決済の利用額を調べるのが面倒くさそう

このように、現金派には、さまざまな理由があります。
クレジットカードでの決済は使いすぎてしまうという心配があれば、即口座から引き落としとなるデビッドカードや予めチャージするプリペイドカード、Suica、nanaco、WAON、PayPayなど多くの選択肢があります。
カード決済は長年利用してますが、携帯電話でのキャッシュレスを使い始めたのが20年以上も前で、ここ十数年小銭を持ち歩くのがなくなり、財布は小銭入れがないタイプでカード数枚と紙幣のみで、以前の財布に比べると軽量でスッキリとしたアイテムとなりました。どんな人がどんな状態で触れてるか分からないような汚いイメージの現金は出来るだけ避けて新札のみを、もしものために財布に忍ばせています。そういった観点からカードもそうですが、非接触タイプをメインで利用しており、近所のコンビニやドラッグストアへのちょっとした買い物はスマホ片手に出掛けてます。

キャッシュレスの不安要素(補償される?)

現金を紛失すると補償は全くありません。拾った方が善人であれば交番へ届けてくれますが、可能性は極めて低いでしょう(経験上、戻ることは一度もありませんでした)。しかし、キャッシュレスだと紛失に気付いたタイミングで利用停止ができ、不正に利用されても条件によっては被害額が補償される制度があり、安心して利用できます。紛失した経験がありますが、不正利用されようとしてもパスワードによる認証は容易ではありません。一般的にはパスワード入力を3回ミスるとロックされ、利用できなくなります。

経済産業省が昨年のキャッシュレス決済比率を発表!

~キャッシュレス決済比率は36.0%、決済額は初の100兆円超えに拡大~
2022年のキャッシュレス決済比率を算出しました[経済産業省]→ 詳細はこちら
日本に於けるキャッシュレス決済額及び比率の推移(2022年)を示したグラフでも解るように、右肩上がりに増えているのが一目瞭然です。
それでも日本は世界に比べてキャッシュレス化が遅れてるのはさまざまな要因があるようで、治安の良さから諸外国と比べ盗難が少なく、現金の信頼性(偽札流通が極めて少ない)や現金処理対応レジの普及、現金の取扱いが容易なATMの利便性などがあるようです。

キャッシュレス決済の利便性とメリット

キャッシュレス決済の多様化

日本では、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、さまざまなキャッシュレス決済手段が存在します。そのため、消費者は、どの決済手段が最適なのか迷うことも少なくありません。また、店舗によって対応している決済手段が異なることも、キャッシュレス決済の普及を妨げています。
近年、政府や民間企業によるキャッシュレス決済の普及促進策が相次いでおり、日本国内のキャッシュレス決済の普及率は徐々に上昇しています。しかし、上記のような課題が依然として残っていることから、今後もさらなる普及には一定の時間を要するかと思います。
個人的な意見ではありますが、キャッシュレス決済といえども最終的には現金での支払いというのは確実に発生します。現金派がその場で支払うのと、後払いで同じ支払いを考えると、殆どのキャッシュレス決済でポイント還元がありますので、それを見過ごすのは如何なものかと思います。キャンペーンなどでこんなにキャッシュバックがるのっていうくらい数%どころか数割の還元率が高いケースも少なくありません。賢く活用して、キャッシュレスで経済活性化につなげていけたらと思って当記事を作成しています。

キャッシュレス決済のメリット

キャッシュレス決済のメリットは、大きく分けて以下の5つです。
📱 支払いの手軽さ
現金を財布から取り出す、金額を確認する、お釣りをもらうという一連の作業が不要になるため、支払いがスムーズになります。また、レジの待ち時間が短縮されるというメリットもあります。
💳 ポイント還元
クレジットカードや電子マネー、スマートフォン決済など、多くのキャッシュレス決済サービスではポイント還元制度を実施しています。ポイントを貯めて、商品券やギフト券などに交換したり、マイルに交換したり、割引や特典を受けられます。
😉 支払い管理のしやすさ
クレジットカードやスマートフォン決済を利用すると、利用明細が自動的に記録されます。そのため、家計簿をつけやすくなり、支出管理がしやすくなります。
👍 セキュリティの向上
クレジットカードや電子マネーは、クレジットカード会社や電子マネー会社が提供するセキュリティシステムによって、不正利用を防止しています。
🛒 インバウンド消費の促進
海外でもキャッシュレス決済が普及しているため、海外からの観光客の利便性が向上します。


クレジットカードの種類や本質についての記事は こちら


まとめ

キャッシュレス決済には、クレジットカード、デビットカード、電子マネー、QRコード決済など、さまざまな種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分のライフスタイルや利用シーンに合わせて選ぶことが大切です。
例えば、クレジットカードはポイント還元率が高いのがメリットですが、使いすぎには注意が必要ですが、デビットカードは、クレジットカードと違い、利用時に口座から即時引き落としされるので、使いすぎを防ぐことができます。電子マネーは、コンビニやスーパーなどの日常の買い物で便利に使えるのがメリットです。QRコード決済は、スマートフォンで簡単に決済できるのがメリットです。
キャッシュレス決済は、現金を持ち歩く必要がなく、支払いがスピーディーで便利な方法ですが、すべてのお店でキャッシュレス決済に対応しているわけではありません。万が一、自分の持っている決済方法が使えなかった場合、現金が必要になります。そのため、クレジットカードと電子マネーなど、複数の決済方法を用意しておくと安心ですね。
キャッシュレス決済は、クレジットカードやスマートフォンなどの情報を利用するため、セキュリティ対策が必要です。クレジットカードは、不正使用防止のために、定期的に暗証番号を変更したり、利用明細をこまめに確認したりしましょう。スマートフォンは、パスコードや指紋認証などのセキュリティ機能を有効にして、端末を紛失したときなどの対策を講じることが重要となります。

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