東京電力・福島第一原発にたまる処理水の海洋放出が始まった件について、さまざまな情報やニュースの報道がありますね！中国は日本産水産物の全面禁輸の発表したり、漁業者らは風評被害への懸念を強めている等々。
WHOや国が定めた安全基準を理解していないというか、そもそも当該処理水がどういったものなのか知らないのでしょう！
トリチウム処理水（ALPS処理水）とは、福島第一原子力発電所の事故で発生した放射性物質を含む水のうち、トリチウム以外の放射性物質を、安全基準を満たすまで浄化した水のことです。
トリチウムは、水素の同位体の一つで、自然界にも存在しています。放射性物質ですが、半減期が12.32年と短く、体内に摂取しても他の放射性物質に比べて内部被ばくが小さいとされています。
IAEA包括報告書を含めた経済産業省のページは→こちら「みんなで知ろう。考えよう。ALPS処理水のこと」
処理水海洋放出反対派へ本気で怒るホリエモンさんの動画に共感しました。こちら
更に中国の実状も併せて解説していただいてる北村弁護士の動画がこちら
福島第一原発では、事故後、原子炉建屋内の水や地下水に放射性物質が混入しました。この水を、アルカリ処理や逆浸透膜処理などの方法で、トリチウム以外の放射性物質を安全基準を満たすまで取り除いたものが、トリチウム処理水です。トリチウム処理水の処分方法については、地層注入や海洋放出、水蒸気放出、水素放出、地下埋設など、さまざまな方法が検討されていましたが、2022年4月、日本政府は、トリチウム処理水の海洋放出を決定しました。海洋放出は、地層注入に次ぐ、安全性と経済性の高い処分方法とされています。
なお、トリチウム処理水の放出量は、年間22兆Bq（ベクレル）未満に抑える方針です。これは、事故前の福島第一原発の放出管理値と同水準です。トリチウム処理水の海洋放出は、国内外で賛否両論の議論が続いていますが、反対派が危険だとする根拠が示された記事を探してみたいと思います。
東日本の復興の応援のためにも理解を深めていただけたらと心から願っています。
